渡り鳥である白鳥
彼らが旅の途中にふと羽を休め
花を眺める瞬間もあるだろうか。。
という想像で作ったもの。
白鳥も花もそれぞれに表情が違うので
好きな組み合わせをしてもらえたら…と考え
セットではなく、個別の作品として展示していました。
結局、花だけが旅立ったのですが
その後も「あの花が気になっていたんです」
というお客様が何人かいらっしゃいました。
会期が終わった後
見に来てくれた友達と話していたら
「実際はどうかわからないけど、あの花は
あすかが鼻歌でも歌いながら作ったような感じがして、
いいなと思ってた」
と。。
花を購入して頂いた理由は
他にあったのかもしれないけれど
友達の「楽しんで作っている感じがして、よかった」
という感想は、思ってもみなかったことでした。
先日帰省した際に、義理の母と姉と
キッチンの隅でワインを飲みながら
そんな話ができたのは、良い時間でした。
義母は時折、新聞等に投稿しているそうですが、
これはと思った文章よりも、何気なく書いたものの方が
評価されることが多いと言っていました。